『カラマーゾフの兄弟』#4 三男・涼 奪われた我

あれですね、さすがに三男に対しては刑事さん優しいんですね、てか、原作でも亡くなってた三男の恩師(原作だと宗教関係者なんですが)って父親が死ぬ前に亡くなってたのか、で、母親が死んだ時のエピソードが語られたりしないのかなー、と思ったんですが、まだだったか、てか、長男と次男も対立しちゃってたんですね、ありゃりゃ。

(なんであんな曖昧な言い方してたんだよ! とか長男責めてたけど、知り合ったばっかの女性からいきなり店だの融資だのって話になるって一般人の次男には発想がなくても仕方ないと思うのよね、長男的には普通のことなのかもしんないけど。)

一応父親には可愛がられていた体裁の三男ですが。

ちょっとでも逆らうともう罵倒の対象っていうか、踏みつけても踏みつけても踏みつけてもどんな周囲に酷いことをしていても綺麗な心の持ち主に心から愛されたいってのが父親の望みなんでしょうか、正直単純に気味悪いなw

ただ、2番目の奥さんのこと考えると、そういう趣味って考えるのが妥当か。

原作ではどっちかというとカラマーゾフの一族が女のために人生を狂わせていく、という内容になっていたように認識していたんですが、ほとんどこれそれぞれの当人の性って作りになってる気もするなぁ。で、やっぱりこっちのがすっきりしてる気もしないでもない。

 

というか、原作の通りだと下請け会社のところの男の子も関係者のはずなんですが、なんですがっていうか出てくるのかなぁ微妙…、気になる台詞自体はあったんだけどね。

違法建築の指示自体は多分突っぱねられるとしても、監査入ったらどうせまずいんでしょ、という会話は一体どうなんですかねw 実際企業体質かなりにかなりっぽいので、最終的に下請け会社がなにされるかわかったもんじゃないよなぁこれ…。