『あぽやん~国際空港』#3

見た目っていうか俳優さんの選択かな? や全体的な流れとしては熱血青年が、みたいなドラマのように見えるものの、なんだろ、確かに一番青臭いようなことを言い出すのは確かに「えんどう豆」さんではあるものの、皆ある程度は融通を利かせようとしてるっていうか、マニュアルがない仕事だしねぇ、というのがもともとの共通認識なんでしょうか。

正直、ちょっとからかわれたり煙たがられてたり、頭の堅い人、という程度の人はぽちぽち存在してるものの、そんなにどろどろしてなくて見てて気分が楽かもなぁ、この話。

ちょこっと意見対立めいたものくらいはあるものの、悪意がないってことがお互いにわかると徐々に収まってくってのが、リアリティはともかくドラマとしてはいいと思います。

 

今回の話では小学生くらいの男の子が、パスポートをなくさないように、と開けた穴がパスポートナンバーを欠けさせてしまい、出発不可に、両親が冷たいっていったら冷たいかもしれないけど、確かにおばあさんと同居してたら任せようって思うような気もするし、その場合に空港に頼んでしまうってのもそこまで無茶って気もしないかなぁ。

さすがに小学生だろ、と思う人がいるって辺りでまあ納得。

それと平行してJALの本社の人? えんどう豆さんたちはJALパックの人たちだっけか、の人とのデートを控えていて、別に彼でなくてもいいんだろうに、と周囲の人間もドラマ見てる視聴者も誰もが思っていたんでしょうが、最終的に男の子のところに駆けつけた時に俺も見たいから! と締めていたのはちょっと良かったなぁ。

うん、気になってとてもじゃないけどデートどころじゃないって気持ちならわかる。

たった一人の熱血漢が、という話が悪いわけでもないんだけど、皆ちょっとずつ譲れない部分や甘いかもしれない部分があって、という番組のほうが好きかな、私は。