『八重の桜』#9 八月の動乱

多分もともと幕末が好きな人だとある程度知ってる名前なのかもしれないんですが、「八月十八日の変」と聞いても正直ピンとは来ないなぁ。三条実美の名前は聞いた覚えがあるので、近いところは読んでいるのではないかと思うんですけどね。

なんというのか、公家が考明天皇の意思に反して、という部分までは薄ぼんやり見てるだけでさすがにわかるものの、じゃあ、周囲から会津が一体どのように認知されているのかもはっきりとはわからないし(武力が馬鹿にならずいると邪魔だ、というのはわかるんですがそれを「誰が」考えてるのかわからない)(そもそも会津が京都守護職になったのもどういう目論みの上でなのかがわからん、いや個人名はわかるけどさw)。

この回が全部終わってから、ああ、京都の公家勢が一大勢力だったのか、みたいな、ワンテンポ遅いのね。ただこの後新撰組が暴走してくところは知ってる、というかそこしか知らないのってなんだかなぁ、と思うんですが、私みたいな認知の人も多い気もする。

とはいえ、会津勢がどんな仕事してるかとか、八重さんのお兄ちゃん(とか塾)などの浮遊層知識階級の人らがどんなふうに動いて考えてるかはわかるんだよなぁ、もともと知ってる分もあるのかもしれないけど、ちょっと不思議。

 

会津に残ってる八重さんたちは、藩主の義姉さんの照姫が国元に帰って来られたので右筆というお付きの女の子を選びますよ、という出来事があったんですが。

八重さんの友人の子も普通にいい家の子なんだと思うんですが、これもわからんw

西郷頼母さんの奥さんの一件とか、お兄ちゃんのご友人の尚之助さんが八重さんが選ばれるかもしれないのでちょっと面白くなさそうだったよ、とか、そういう話はいつもながらさりげなく面白かったですとも。ちょっと背景覚えたほうがいいのかなぁ、迷う。