『八重の桜』#15 薩長の密約

どうも14話(単調なシーンだとふっと意識が飛んで何回も見直す嵌めに、クライマックスなんかも時々駄目なので深い意味はないです)が進まないので先に1話飛ばして15話を見たんですが、うーん、どうもこう、同時代的には意図がわかりにくかったのではないかな、と思える薩摩などよりも、長州や会津のほうが捉えにくくなってる気がする。

いや、薩摩はあれですよね、「いつまでも幕府のみにて政治を行うには無理が」という方針はしっかりしていて、でもどこと組むか、ということなどに関してはわりと曖昧で、下手をすると長州と組むこともありえる、と見られている。

幕府の排除も望まないし、長州も潰されたくない、ただ、現状を動かすのにクーデターが必要なこともある程度理解していて、けど、大きな争いにしたくない。

全体的に見ると、ほとんど奇麗事なんですがなんとなーく周囲には伝わってるって気もします、それはまあ、勝ち馬に乗ってないからだと思うんですよね。欲得で動いてるんならこうはしないだろ、というところまではなんとなく伝わっている。

 

会津と長州は、会津が現状維持の幕藩体制を望んでいて(そのための公武合体ね)、長州は討幕派ではっきりしてるものの、なんか、うーん、長州と会津の間で変な拗れ方してるみたいでどうもすっきりしないんだよね。一個ずつの行動が。

(そして多分、単純に拗れてるんだろうなぁ、と思えないでもないんだ。)

で、最後が幕府なんですが、わからん。松平春嶽がいかにも悪い人なんだろうな、ということしかわからない。なんだその認識、と思うんですが、なにがしたいかわからんマジ。

とりあえず、お前の目は会津にとって必要だ! と覚馬お兄ちゃんが言われてたのは、言葉以上にマジだと思います、客観的に見て会津の生命線だよ大事にして下さい。