『先人たちの底力 知恵泉』新規プロジェクト必勝法「前島密」

最近明治関係の本をあれやこれやと読んでます関係で、映像だと手間がないよね、という意味で見てみたこの回なのですが、郵便事業の立ち上げに関わった方、という認識でいいんですよね。これ、で、昔1回だけ名前を聞いたことがあるのがあれです、「風水の法則に従って郵便局で陣形を描いてた人だよー」みたいな。

そこの真偽のほどはわかりませんが(そして郵便事業に関わった人は複数いるのだろうになぜ名指しされていたのかも)、正直マジで変な位置にあんな?! とは思った。

 

とりあえずまず明治政府に金がなかった、ので、幕府だったっけ? が京都と定期的にやり取りするために用意されてる1500両に目を付けまして、まずこれで全国規模のネットワークを形成、そのネットワークに民間の依頼を受けさせるという制度を作りまして。

拠点には地元の名家などを選びまして(その頃地位が落ちかけてたみたいだしね)。

で、その時点で壊滅的な被害を受けた飛脚の人らを一緒にやってこうよ、と受け入れたいというあれです、あるものは使おう、敵でも協力しあおうとするよ、と綺麗にまとめられていたんですが、そもそも最初の時点ですでに存在してる飛脚の人らに協力を仰ごうとはしないんだよね、まず別組織作って相手を弱体化させてから、という点でとてもあれですね、合理的な人だなぁ、と思いましたw

(まあ茶化すみたいになってしまうんですが、実際に前時代は飛脚くらいしか伝達方法がなかったわけだし、簡単に従ってはくれないよね、というのは当然の発想かと思います。)

(あと多分ですが、政府の支配力も限定的だったんだろうなって。)

飛脚って要するに今で言うバイク便だしね、おまけにあれです、人を配置し、休憩所を用意し、とか、郵便制度とは似てるんだ。制度って利用の仕方次第なんだよなぁ。