『探検バクモン』博士の愛したコレクション

今回の探検場所は丸の内にあるという“東大総合研究博物館・インターメディアテク”という、なんだろう、1級資料があるわけではないんですが、2級とまで言い切ってしまうと言い過ぎというかどちらかというと、飾られているものそのものよりも、研究者や研究精神みたいなものに焦点を当てて展示しているのかなぁ。まあ、そう思うのもそもそも、これらが東大のコレクションだからと聞いたせいなのかもしれないんですけどね。

ちょっと展示内容としては一貫性がなかったかな、という気もしますし。

それが残された状況まで一緒に伝えようとして、普通の博物館とは違って劣化したり汚れたりしていく時代の流れも感じ取って貰おう、というコンセプトなのはちょっと良いな、と思いましたしね。必ずしも1級資料ではないからこそ出来ることって気もします。

なんていうんだろう、近代史好きとかが行ったら結構面白そうなんですよね、あそこ。

東大ってやっぱり、ある程度は特別な機関だったのだろうとは思うんですが、世間から隔絶された場所でもないしね、明治やら大正、昭和初期なんかの雰囲気を感じに行くっていう目的でも悪くないんじゃないのかなぁ、と、なんの話でしょうこれw

 

というか、蒸気機関の模型ってそこにあったんかい、あれ多分、日本に入ってきた一番最初の数台ですよね(違う可能性もあるけど、横浜とか幾つかの場所で展示されてたり、藩のお殿様が購入してたりとかの話のものだと思う)。

3mの鳥の標本とか(意外と見たことないんだけどなにあれ;)、木で作ったよん、という猿人類の骨格標本とか、木で作ってるんだと聞いても「うえ??」という顔で太田さんたちが見てたように、正直作り方からわからない。今作れるんでしょうかね、あれ、本気で。

ここ自体は研究成果ではなくても、過程も結構面白いよなぁ、見れるの嬉しいですね。