『探検バクモン』博士の愛したコレクション 完結編

この回の案内役の方が述べておられた、鉱物標本と水流プロペラ(だよね? 空流だと形違ったと…思うけど詳しくないので自信ない!)、ダイヤの形の蓋の瓶、とあとなんでしたっけ、もう一つ、だー、忘れてしまったんですが…、あれはこう、幾何学を知らないとちょっとわかんないんじゃないかな! というのが正直なところです。

さすがの太田さんもネタばらしされてもなんとなく釈然としない顔してたしね。

で、要するにこの“東大の博物館”がなにを目指しているかというと、やっぱりあれだよね、見せる側の演出じゃなくて、研究者的な視点を持って欲しいな、という部分なんですよね、だからこの博物館自体に順路も付けないし、ところどころにまとめて展示する意図がよく掴めないものがあったりする、なんとなく形が似てる気がするなぁ、みたいなことは考えるものの、結局答えは出てこないってことだよね、幾何学とか、ランダム展示とか。

 

「でもそれって、意味をその場から読み取ることに長けた人じゃないと面白くないんじゃないの?」というのが太田さんの意見で、私なんかも多分、それかなり得意なほうだと思うので、やっぱり似たようなことを考えてしまうんですが。

なんだろ、意味読み取れなくてもいいんだよ、というそれそのものが発してるメッセージだとするのならば、東京駅の隣で、東大のコレクション、というブランドを引っ提げての挑戦としてはありなのかなぁ、とはちょっとだけw

なんていうんでしょう、日本人がいかにも弱そうな組み合わせで、多分かなりの人がそこから離脱するんだろうけど、ちょこっとでも得るものがある人がちょっとだけでもいればいいんじゃないかな、という観点で行うのなら、それはそれでいいのかなぁ、と。

ある意味で、この施設そのものが人類の知への挑戦とか賛美なんでしょうかねw