『探検バクモン』盲導犬でワンダフル!

どこか特定の施設、というよりは、盲導犬育成そのものの回、かな。てか、必要(申請)数の約半分以下って、さすがに少ないよなぁ。全員が必要とは限らないのだとしてもね。

ただ、この場合、どう考えても「精度」を落とすわけには行かないというか、単純に増やしていく、というわけには行かないのは全体の流れを見ていればわかるような気もします。

というか、優秀な盲導犬の精子を保存して子孫を残す、ということまでやってるんですね、確かに、3~4割しか残らないんだと、育てる側としても大変だからなぁ。

盲導犬の「教育」について語られていたんですが、基本的に犬は楽しいこと以外はしない、だからとことん褒めてあげることが必要なんだよということが言われていたんですが、そりゃそうだ、仕事って概念じゃあない、そうなると実際に盲導犬を必要とするべき人のところに行っても、パートナーとしてちゃんと成立しなきゃならないってことですよね。

少なくともそうだ、自分の行く道を、というだけならともかく、一緒に歩いている存在がぶつかるかもしれないってことまで気を配るなんてこと、単純な習慣としては根付かないですよね、なんか、聞いてみると当たり前のはずのことなんですが認識してなかったなぁ。

 

ちょっと後半で、その教育方針を受けての体罰問題に関しての言及があったんですが、個人的には教育者そのものの芸のなさ、というよりは、一体どんな存在へと育てたいのかがブレてるんじゃないのかなぁ、と考えてしまいました。

例えば詰め込み教育って否定されましたけど、基礎教育には有効だとも言われてるんだよね、教育を始める時期は1歳から2歳の間、とも言ってましたが、平均値みたいなものはある向いた犬種や遺伝もあるんでしょう。あくまでそっから先に自主性が必要になる、というのは、盲導犬教育だともう認識されてるのに、人間のが遅かったらちょっと切ないなぁ。