『地球ドラマチック』謎のフェアリーサークルに迫る~サバンナのミステリー~

そもそものこの「フェアリーサークル」というのがナミブ砂漠、ええと、ナミビアってのが南アフリカの隣国の一つのようなので、アフリカ大陸の中でもだいぶ南寄り。降雨量はあまりないものの、海流によって湿気が流れ込む土地柄のようです。

そういや、砂丘にいる昆虫類が自分の身体を使ってその湿気を水分として捉える、ということが紹介されていたのもナミブ砂漠が舞台じゃなかったかなぁ。確か。

 

謎のサークルっていうとイギリスのミステリーサークルが一番有名だろうとは思うんですが、要するに円形(真円ではないことも多いわけですが)は人間には一番認識しやすい、で、形成される理由がわからない、というのがその大雑把な構成要因なんじゃないのかな。結局ミステリーサークルは農家のおっちゃんが足で作ってたんですがw これが長く一番不可思議だったのは仕方ないんだろうと思います、後から考えると今でも笑えますがww

他に窪みに呼吸が困難になるガスが溜まってるよ、とか、そもそも見た目ではわかんなかったんだけど植物なんだよ、などのケースも聞いたことがありますね(どちらも一応検討要因になっていたんじゃないかな)。

で、このフェアリーサークルは砂漠と周縁の切れ目辺り植物が本来薄っすらと生えてるはずの地帯に、その植物が一切ない円形のハゲみたいなものがかなり数見られるもので、この番組はそもそもその検証の道筋を再現したものなんでしょうね。

最終的な結論から言うとシロアリの仕業でした、番組自体はそこで終わっていたんですが、ひょっとしてあれ、そもそもシロアリが齧ることが出来る段階の植物が生え始めの時期だけだとすると、円形の内側に生えた植物が片っ端から齧られるのも単に合理的な行動なのかもしれないなぁ(要は改良された畑みたいなw)、自然って複合要因だから面白いよなぁ。