『八重の桜』#28 自慢の娘

縦横無尽の働きをしていた八重さんが城内に引っ込められ(まあ、戦場そのものが少なくなって手が足りるようになったということでしょうね、少年兵たちも経験積んだろうしな)、今度は今度で転がり込んできた大砲を濡らした布で押さえ、というところまでは、まあ頭では砲術の家の娘だから、と納得したんですが、周囲が人じゃないものを見る目で見ていたので正直笑いました(特にお殿様たちの目が真ん丸だしww)、構造わかってるって八重さん自身も言ってたんですが、まあ仕組みわからないとびっくりするよなぁあれ。

そしてその後、打ち込まれた銃弾を溶かして自軍の銃弾を作るよ、というところに来て逞しさに感心しましたよ、あれは女の発想だ、強い。

 

ただ、そのあとで女たちが集まっている場所にまでどんどん大砲が打ち込まれることになって、一人が飛び出して行っちゃったのは、多分八重さんの成功を見ていたからだ、と捉えてしまうと胸が痛い、前にもありましたよね、二本松の少年兵が、八重さんに貰った達磨を掴んで飛び出して行ってしまうっていう描写。

あと多分、八重さんの弟も、英雄はいるけれどそれ以外の人には真似出来ない。そういうことを意図的に演出しているんだとしたら、今回の大河は残酷な面があるなと思います。

でもそれでも、消し止められないんだとしても失敗するのかもしれなくても会津の女は身内や子どもを助けるために飛び出して行くんでしょうし、彼女の犠牲があったから他の人たちの被害が少なかったって考えたいなぁ、ドラマなんだから、そのくらいはいいよね。

屋根がぶち抜けてもう外が見えるようになってしまって、予告など見てる限りでは次で決着が付くことになっていて、どう落着するんだろう、という最中で佐川さんが寝坊してらしたのでものすごく笑いました、この状態でこの笑いはそんなに欲しくなかったかなwww