『探検バクモン』江戸・東京400年タイムトラベル 八百八町編

去年だったかに「ぐるっとパス」という博物館や美術館などの共通券を買って一時博物館巡りをしていたことがあるんですが、その時に正直ぶっちぎりで面白かったのはこの“江戸東京博物館”でした。んー、なにが、と言われると難しいんですが、見るだけでなにかわかるものが結構多かったんですよね、博物館などに行くと特にそうなりがちなんですが、物よりも紹介を読むほうに比重が偏ってしまうことが多くて、どのようにその品物を見ればいいのか、と飲み込むのに時間が掛かることが多いんですが(同じものがいっせいに並んでる場合なんかは傾向がわかりやすくてわりと面白く見れたりします)。

800体の人形を使った江戸の街並みのパノラマとか、越後屋さんとか、意味が必ずしもわかるわけではなくても、やっぱりその場に生活があるってことは伝わってくる。

ところで越後屋さんはやっぱり「越後屋、お主も悪よのぅ」で有名なんですがw

むしろあそこ、現金掛け値なしの商売やってたはずなんですが、なんか寛容な気がww

(越後屋さんって必ずしもこのお店じゃないのかもしれないですが、今の三越百貨店ですね、あと三井財閥の前身っていうかもともとの本業が呉服商です。)

カウンターを設置したり、店員が名前を名乗って責任を持っていたり、ツバメの巣まで歓迎してたり、とか、なんとなく当時新鮮だったんだろうなあ、ってわかるよね。

 

入り口のところにあった日本橋の復元はあれで幅が原寸大、長さは半分だったかな?

私が行った時には江戸の中級武士の行動記録が展示してあったんですが、それを見てた女性2人が「意外と出勤日数少ない!」「○○さんも、こうやって見られると思ってなかったよね」とか会話してらして無茶苦茶面白かったです皆聞き耳立ててた正直w

やっぱり自分の生活に引き寄せて、身近に感じるのが楽しいんだろうなぁ、なんでも。