『週刊 ダイヤモンド』2011年11月19日号「「世界の空」大争奪戦」

最初に開業したLCC、関空発のピーチがどうも好きなので(機体も可愛いんですが「飛行機初めてってお客さんが多い」「むしろ隙間の需要掘り返しになっていて既存航空会社からも歓迎の雰囲気」というLCC全体の流れを作ったとか、大人しい雰囲気の客室乗務員とかコンセプトもなんか好きww)、わりと最近、航空会社系の記事を集めていたんですが、あ、うーん、基本的に明るい話が多くて、欠点もはっきりしてるからこれからちょっとずつ直していくよ! というLCCと比べてやっぱり既存航空会社は暗い話多いなぁ。

あと、なによりも空港の話が暗い、LCCに開放した関空(この記事よりもあとでLCC専用の待合ビル作ってましたね)や成田空港にアクセスの良い茨城空港などが盛り返してるよ、ということは聞いていたんですが、かつての“一県一空港”という発想と根拠のない需要見込み、どんぶり勘定で赤字補填が行われ、空港自体の競争力を削ぐ体制に。

航空会社に地方空港への就航を義務付けていた結果のJALの破綻などなど(JALって偉そうだと言われてましたけど地方就航に関してだけは否定出来ないって当時からも言われてましたけどここにすら弊害あったんだなぁ、JALのせいではない話ですが)。

ついに破綻した広島の空港などもこれ全て同じ流れの話なんでしょうね。

空港の記事の最後に広島と同じ状況になったものの、そこから需要を自分で作成した岡山空港や、程近くにセントレア空港が出来たのちにむしろ地の利に気付いた名古屋空港などの少し明るい話は載っていたんですが、まだまだ空港他にあるよねぇ、大変だ…。

オープンスカイ、空の競争自由化に先駆けてのLCC就航だったんですが(JAL破綻もかな)、なんかいろいろ今の状況の欠点見詰め直せて良かったんかもね。

 

あとなんだっけ、大学と震災マンション? 空港特集厚かったなー。