『金とく』探検!昭和の大建築 黒部ダム50周年

黒部ダム、と言われると出てくるのが『黒部の太陽』なんですが白黒のほとんどドキュメンタリーみたいなお堅い形式で、有名ですけど、見たことある人あんまりいないんじゃないかなぁ、私もないですね、でも、多分知ってる人は無茶苦茶多いと思うんだよね。

というか、年間100万人の観光客がJRから先5つの交通機関を使って黒部ダムに向かうって、絶対なんかあるよね、馬鹿にならない通り越して地域の生命線だよこのダムww

ところでこの回のダムマニアさんは、正直、そこまでマニアの中でレベルの高い方ではないようなのですが(いや端々でそんな雰囲気がw)、けして前に出ることなく、求められてない時に語るようなこともなく、ダムカード出された時も「これは、じ、自慢のために出して来られたという…」という大変微妙な言い回しをしていたりして、いろいろ面白かったです、ダムカードって手に入れるの大変なんですねww

(行政が出してるダムのデータなどが書かれたトレーディング形式のカードですね、たまに深夜番組などに出てくるので見たことある人は意外といるかと。)

 

そもそも作られたのが戦後10年すぎたくらいの電力枯渇が厳しい時期で、建築資材もそれほどあるわけでもなく、同じ様式だったはずのフランスのダムが破損し、強度計算しなおしての設計変更に、水分の少ない強度の高いコンクリートと難物だらけ。

クロヨンと呼ばれる発電所はそもそも地下へと設計変更し、まあ地下に発電所を作ったら難航もしますわって大変な目に遭ってるんですが。

そして夏は流木、雪が降ったら雪かき、つららが出来たら砕いて落とし、湧き水を合流させる水路からは落ち葉を週に何度も掻き出しに行き。山には分厚い雪の壁がという半端ない環境ですが、いいとこだと思います所員の人もそう思ってたよね! なんか知らんけど!!