『東京人』2013年08月号「東京の古道を歩く」

東京人 2013年 08月号 [雑誌]

東京人 2013年 08月号 [雑誌]

 

 

今でも甲州街道を当たり前のように生活の指針に(越えるの地味に面倒なんですよね、首都高のジャンクションがある地域です)してる地域の人間なんですが、案外あれが新しい道だと知ったのは最近だったかなぁ。江戸時代に街道として整備されたことで始まっていて、もともとそれ以前はどうなっていたのかの記録がないみたいなんですよね。

自然地形を生かしたいわゆる“尾根道”なのでまあ昔からはあったんだろうと思うんですが、やっぱり有名なのが東海道などで、もとは甲州街道も甲州海道って呼ばれていたらしく「海じゃないよね」と名前を変えられて甲州道中というのが正式な名前、庶民は街道と呼んでいたそうです、ひょっとしたら音が同じカイドウだったからかもねー。

 

世田谷の辺りにあったのが大山道だとか矢倉沢往還鎌倉街道とも呼ばれた時期があったのかな? 鎌倉街道は結構あちこちにあるんですが、それこそ鎌倉幕府の時代に整備されたってことになるようです、あと、東山道武蔵路ってのは国分寺の辺りから府中までつながっていてわりと最近発掘が進んでいると聞く奈良時代の古道らしいんですが。

多分むしろわりと早い段階で埋もれたせいで原型留めてるんじゃないのかなぁ。

さすがに江戸時代の江戸五街道なんてのは記録も残っているし、前に街道ブームの時期があっとかでいろいろ有名なんですが、実際にはそれをつなぐたくさんの道があったんだよ、というのがこの特集の主題で、でも道の時代背景って地味に辿るの難しいよねw

水道道路や三田上水跡なんてのは最近の凸凹ブームもあるのかしら。

特集外だと東京のまんじゅう事情が面白かったなぁ、ただこれは、自分で探すのが面白いのかな、ちょっと古いお店見付けたら探してみよう。コンビニの肉まんもいいけど、まあたまには別のも食べてみたいよな。