『現代日本の政治’11』#14 外交政策

まず外交の目的を「安全保障」と「国民の生命財産を守るため」とざくっと規定してしまうところから若干驚いたんですが(あんまり単調だったので6回からすっ飛ばして14回を見ることにしたこともあって尚更w)。そもそも安全保障ってあれなんですよね、軍備のこと指すんですよね、日本は基本的にご存知の通り基本的に非武装なので。

アメリカとの間に“日米安全保障”というものが締結されているのですが、これがフリーライド、要するにただ乗りしただとか、1980年代に日本がアメリカの経済状態に近付くとっていうかこれは貿易黒字のことですね、この関係が疑問視されるようになり。

この辺であれだな、1978年に“日中国交正常化”(田中角栄氏でしたっけか)、その前哨としての旧ソ連との関係改善が行われて(片山一郎氏が中心だとか)。

で、そっから全方位外交で東南アジアなんかにも目を向けようとしましたが(1978年の福田ドクトリン)。ソ連がアフガンに侵攻したり、石油危機が来たりベトナム戦争が来たりー、であっちこっち大変なことになりまして。

確かお金出して軍出さないって方針にしてたのがこの辺の時代だよね。

1982年の中曽根内閣以降、日米同盟強化ってことになったらしいです、全方位儚い。

 

1991年には軍じゃないです自衛隊ですって派遣したのがイラクでしたっけ、なんでしょうか、こうして見ると仕方ない流れに見えて来ないでもないな…戦後からって見ると。

そもそも軍事関係以外にもなにかありそうなものなんですが、1997年のCOP3っていうか“京都会議”がいきなり出てきてたというか、国際会議で特に日本で有名なのってそういえばなかったような気がします、いや外に開いてないわけじゃない重要なことが決まってないだけです。ってまとめると全体的に切ないななんだこれ!