『東京人』2013年01月号「空から見た東京の今昔」
基本的に空撮の現在と過去のある時点での違いをメインにした特集だったのですが、印象に残ったのが東京は道や土地の区画はほとんど変化させず、地上の見た目はどんどん変わっていったのにも関わらず、空からの風景が実は大差ないのだということや。
もともとパノラマというのはパノラマ館という円形の建物の中に風景を描き、それを現実の風景と誤認させる娯楽の一種だったんだよね、というところから語られる東京スカイツリーの話だったかなぁ。スカイツリーはある程度時事話というか、今現在東京で一番(日本でだっけ? まあいいや最近のはわからん)高い場所であることは間違いないわけですし、どこかでは触れるんだろうと思っていたんですが、展望台から見る風景をパノラマだと表現していたのは面白かったなぁ。
私は昇ったことがないんですが、地上から遠すぎて水路や道などの流れがはっきりわかる、という経験は今まで昇った六本木ヒルズや都庁とはちょっとサイズ感が違う気はするかなぁ。まあでもあれ、やっぱりまだまだ値段高いんだw
とはいえ大きな施設以外は空から見てわからないという分、水路が埋め立てられた銀座以外の写真はほぼどこかで見たことがありますね。品川駅や新宿西口の淀橋浄水場跡地や、六本木ヒルズ、東京スカイツリーは工場跡地なんですよね、あれ。
かつての巣鴨プリズンからサンシャイン60になったんだよー、というのはちょっと懐かしかったかもです。私の世代だと歌なんかもあったんだけど今の子の認知度微妙w
そういや特集でちょっとだけ出てた「空鉄」の人の写真集などは出てるんでしょうか、車両基地がちょっと見たいんだよね。駅はいろいろあるんだけど。
古いものだとなんのための写真かも語られていて、空襲のためって写真もあるんだよな。