『八重の桜』#48 グッバイ、また会わん

こういうこと言うの本当に自分でもどうかなって思うんですが、前に八重さんの前の旦那さんの尚之助さんが亡くなってったシーンとか見てて(あれは大変短かったんですが)、今回新島襄氏が「だんだん病んでいく」という展開があるんですが。

ごめん、病気に見えないお肌つやつやだし、メイクで隠し切れない血色の良さっていうか、俳優さんの生命力なんでしょうか、大丈夫、すぐに元気になるよ! みたいに、考えてしまって…あの、けして批判とかしたいわけではないんですけども。

個人的には最後の最後まで当人にはあんまり自覚がなくて突っ走ってって、ぷつんと糸が千切れるみたいな最期だったほうが感情移入は出来たかなぁ、と考えてしまっています。

(途中まではそんな感じだったからなおさらなんだよね、あの頃までのほうが当人にも気付かずに死期が迫ってるっていう共感があったかもなぁ。)

 

ところでこの回に出てきた、秋月さん、どなただっけ、絶対どこかで見たんだよ、とか。山川家のお姉さまの旦那さんというつながりでかろうじて覚えていた方の死とか。

ああ、秋月悌次郎さんって会津の重臣の一人か。来週には西郷頼母さん(個人的には主要人物以外の会津の関係者の中で一番印象が深いんだけど、そういう人少なくないんじゃないかな)が出てくるようなんですが、本当に総決算してるなぁ。

八重さんは新島さんを失って、今度は山川家の捨松さんが中心になっている赤十字のための助力に、ということになっていたんですが、ううん、個人的には八重さんや覚馬さんの覚悟ではなくて赤十字が当時どのような背景から浮かび上がってきて、捨松さんがなぜ関わることになったのかを聞かせて欲しかったかな。知ってる単語なんで価値とか意味はわかるんですけど、重要さが伝わって来ないんだよね、ちょっとやっぱり駆け足かなぁ。