『環境工学’13』#8 脱温暖化社会(2 脱温暖化社会形成のための戦略

えーと、この講義って要するに(1で問題提起、というより分析の傾向や方法論を語って(2でその評価に対して語る、ということになるのだろうと思うのですがこの回に関してはほとんど問題提起のまま終わっちゃった風情がないでもないよなぁ。

正直なところ、二酸化炭素を排出しない生活なんてありえるはずがないし、平均気温33度というデッドラインのみは提示されているものの、細かい変化の分析がされてるわけでもないからしょうがない気もするんですけどね(海面上昇や異常気象に関しても、きちんと理論が確立してるわけではないからね、「なにかは起こってる」のはわかるけど)。

 

日本の二酸化炭素排出量は家庭、業務、運輸が増加傾向にあり、製造部門のみは低下しているんですが、これは初期のうちの対策が行われていたからですね。

これは単純に基準となった年からの人口3.2%の増加、GDP16.1%の増加の反映ってことで生活スタイルの変化による二酸化炭素排出の増加というわけではないようです、まあ要するに先進国だから当然でしょうね。

ただそうなると、排出量の減少させるとなると技術的システム的なことを考えなきゃならない、ということでもあります。

特に問題となるエネルギー関係では集中型電源と分散型電源、小水力発電バイオマス利用などと言われてますが自然エネルギーの開発と使う箇所の集約によるエネルギー消費の節約、それと送電によるエネルギーロスの減少ってのが分散型電源かな。

買取制度と逆潮流ってのはあれだ、太陽光発電などの導入コストが高い場合の補助、まあこれで黒字は出ないだろうけど導入数が増えると研究が進みコストが下がるってことは当然あるよね。モーダルシフト(輸送の乗り換え)もですが集中と分散かなぁやっぱり。