『京王電鉄50年史』京王電鉄株式会社 広報部
そもそもこの会社の「50年」がどこからかというと戦後3年めくらいにかつて合併されていた東急からもともと別の社として存在していた京王電気軌道と帝都電鉄が一つの会社になりまして、で、そっから半世紀、の1998年(平成10年ですね)。
半世紀の間、京王帝都電鉄という名前だったのが京王電鉄となりました。
てか、この辺のところは薄っすらですけど記憶ある気がする、まあ正直その前の値下げ(どうも国内の鉄道で初めてらしいですが)のが記憶鮮明ですけどね!
あと、まだ読み通してはいないものの『30年史』とどうもぽちぽち内容が違うような気がするんですが、どういうことでしょうね、一体。この会社ってなんか、企業の借金のことをそのまま捉えて借金増えた増えたって煩いんですが、うん…『30年史』の時の社長は日本の企業としては別に普通だけどね、と言ってるんだけどねぇ、わからん。
もともと沿線民なので関連企業が少なくないことは知ってはいたんですが、戦前から戦後からバブル期前くらいまでの買収買収の歴史は、ちょっと予想超えてた気が。
巻末の年表だと一部抜けてる気がします、京王自動車の番号飛んでるww
それとあれですね、グループ企業の建て直しをしなくてはならない、という時に、電鉄からの人間がグループ企業へと…天下り、とは言わないかな、官僚じゃないしね、ただまあ上から下へと行かないから電鉄の意思がグループに浸透してなくて駄目になった的なことが書いてありまして、正直個人的には頭抱えました、なんか他とちょっと言うこと違うね?!
ただ、今まで見てたグループ企業の状態を思い返すと事実なんだよなぁ。
(外部委託してた京王ストアとか、破綻から無借金経営になってるしな、社史で読んだわけではないんですが。)