『私の嫌いな探偵』#2

女の子が転落死したと思ったらその彼氏が疑われて、でも彼はその時間内に先輩と一緒に映画を見ていたものの、なんでか知らないけど気付いたらその先輩が風呂場で死んでいて部屋の中は全て鍵が掛かっていて自分しかいなかった、わりと客観的に見ても自分ピンチ! という青年の回の前後篇の後篇なんですが。

今始めて事件をまとめようとしたらまとまりのない事件だなって思いました。

あと、疑われると思って逃げ出す犯人は珍しくないんですが、この事件の場合、私でもちょっと待ってぇ?! と思って逃げるかもしれないと思いました。これは、そのあの、疑われても警察なんにも悪くないわ、正直自分怪しいわ、と本気で感じました。

(まあそのリアリティが必要だったかというと、別にそんなことない、でもあってもいいと思うわ。ただ書いてみないと気付かなかったよね、なんかね。)

ぶっちゃけ「第2の殺人者」はえー、あの人ー? といまいちだった。

なんかあくまで物の弾みって考えたほうがいいんでしょうか、でもやっちまったんならもうちょっと別の態度でもいいと思うんだけどなぁ、でも所詮人殺しだし、みたいなところにいっちゃったんだろうか、…それもまあわからんでもないか。

 

個人的には前半のお嬢様の迷推理は雑すぎて聞き流しました、雑! 探偵がいちいち律儀に突っ込んでるのでギャグとして聞いたほうがいいと思うんだけどやっぱり雑すぎて駄目でした、ここのパート必要なんだろうかと思ってたら、いざ犯人が判明した時のお嬢様の冴え渡る人間観察の部分でわりと本気で感心したのでここの引きのために必要だったのか、と意外とこれもあとから納得しないでもなかったな。ううん。

玄人向けです、無理しないで視聴切っていいと思います。犯人映画編集能力高すぎぃ。