『物質・材料工学と社会’11』#2 橋梁、船舶、プラント

まず19世紀イギリスのブリスタム橋(イギリスではチャーチルの次くらいに人気ある建築家の計画だってー)、橋梁建築の原点なので、その道の人は皆訪れるそうですよ。

おおお、吊り橋の形ってアーチを逆さまにしたものなのか!

(アーチは円形に力が拡散されるように内側を詰めて重ねてくんだって。)

あとちょうど放物線とも同じ形になるそうです、なるほどなるほど、吊り橋の材料は細めの鋼鉄ワイヤーを束ねて作ったケーブルだそうです。

てか、要するに吊り橋のあの曲線って端の2点だけで構成されて自然にああいう形になるのであって作ったというわけではないってことなのかな。

吊り橋の長さを長くしようとすると両端の柱を高くしないとならないんだって。

タコマ橋の例は怖い、作ってた時点で不気味な揺れをしていたようで、ある日激しい揺れを始めたら完全に崩壊しました。アメリカだっけ、ある意味で贅沢な実験だなぁ。

以降実験してからじゃないと作れないってことになったんだって。

 

科学技術館・鉄の丸一丁目、各種の鉄製品が並んでいます。

地球の3分の1は鉄、宇宙で一番安定している元素? どういうニュアンスはわかんね。

まず鉄鉱石とコークスを混ぜて高温の酸素を吹き付けると銑鉄になり、不純物が多いので炭素その他を生石灰を混ぜて取り除くぽいですよ。分離するので上澄み部分を除きます、ニッケルやクロムもこの時点で混ぜるのだとか、あ、錆防止でステンレスになるのね。

この次の連続鋳造設備で最近は製品に形成してるそうです、再加熱再加工多かったとか。

あとは船のリサイクルが発展途上国でやっていたものの、環境問題で製造国に差し戻しー、リサイクルの問題は人件費と純度ですね、まあ定番定番。