「日本の私鉄9 南海」カラーブックス・第1シリーズ、南海電気鉄道車両部/井上広和

よくこの辺がごっちゃになるんですが、確か現存最古の私鉄で良かったですよねw ややこしいんですよ、関東最古の私鉄が東武とか、関東最古の電車が京急とか(でも名古屋と京都の市電なんでもうないってことになるのかな? あ、いや、これは現存最古って言い方じゃなくて発祥が日本3番なんだっけか)。

ええと、南海電鉄とどっちが古かったんだかの記憶がもう怪しい大阪唯一の路面電車である阪堺電車と、あと、高野山につながる高野線というかなり独特の系統が存在する、というところまではわりと話に聞いていたんですが、他にも結構支線とかあるんだね。

てか、日本最古の私鉄と路面電車と、山岳鉄道で聖地鉄道って長さがそこまででもないわりにバリエーションに富んでるよなぁ。

一時はかなり在籍する車両の種類が多かったらしいんですが、どうも言い回しを聞いている分には「本気で作った時期が違う」みたいでしたし、一気に置き換えをしたのが無塗装で20m車両で始めてのステンレスカーって言われてたんですが、本家の東急と地下鉄の次くらいの時期なんじゃないですかね、結構思い切ったことしてるよなぁ。

うろ覚えですが大阪って梅田(キタだっけ? 大阪駅こっち)と“ミナミ”の難波って二つのメイン地域があって、どっちかというと非主流のミナミなのが南海って聞いたことがあるような気がするのですが、関西国際空港に直結するのがこっち、でいいんだよね?

この本の時点で1981年で開港前らしく、私鉄最大級の駅を用意してー、ということが言われてたんですが、その後どうなりましたでしょうか。

 

なんだろ、無方針とまでは言いすぎなんですが明確なカラーがあるわけでもないし、単に質実剛健でもないし、なにをしても納得されそうでもあります、表現しにくいなw