『わたしの嫌いな探偵』#5

このドラマってそういえば原作付きの作品なんですが(忘れてたわけではないんです、ただわざわざ考えたりしなかっただけで)、そのせいなのかな? 「犯人が殺人を隠蔽しようとしているわけではない」部分での騙しのネタがちょこちょこと入ってくることがあって、これが、というか、その部分だけが意外と説得力があったりする。

正直、キャラや背景事情なんかにリアリティがあるかっていったらないですけどね?

この回なんかはちょうどそんな感じで、誰が、なにを騙そうとしているのか、という部分も、ドレスの色の選択も、そこに関しては殺人絡みではなかったからこそ、ありうるかもなぁ、とすんなり感じることが出来たんですが。

なんというかでもこのドラマ、そこの部分の説得力を前面に押し出してくれないんですよね、胡散臭い事件周りの説明やどうにも性格悪いキャラクタたちで彩られて、それに我慢しないと納得に至れないというか、なんかそんな感じ。

もしそれが、(設定なんかの改変はあるようですが)原作からのテイストなら、まあそれはそれでいいような気はしないでもないんですけどねB級止まりになるけど。

今更なんですが、私は映像作品は骨の髄までB級趣味なので特には問題ありません。

 

てか、そもそもよくよく思い出してみれば、依頼者のサングラスもそういう意味か。

ところで前話に引き続いて探偵がイカ飯を食べていたので、私も食べたいな、と思いはしたんですが、正直食べ方を見てその気が失せました。あと、なにか思いついた瞬間にさらさらとメモを取り出して『ガリレオ』って何チャンネルだっけ?! と考えてしまったんですが、そうですね、「鵜飼」探偵事務所は書いてくれるとありがたいです、わかります。

山村紅葉さんは果たして本篇に出てくるんでしょうか、若干気になります。若干。