『私の嫌いな探偵』#8≪終≫

このドラマを見続けて来て思ったことは「時間稼ぎがちょっと苦しいな」という部分でしょうか、前半というか殺人が起こってからお嬢さまの無茶振り推理があって（正直だんだん楽しくなってきた）、探偵がミス推理をして、という毎回存在してて当然の部分はまあともかくとして、このドラマ、まず犯人の過去語りがない。

お嬢さまが属してるミステリー研究会での推理ごっこは毎回というには厳しいし、もう一人の助手は俳優さんの関係上出てきたり出てこなかったりするし、あといまいち無理矢理突っ込まれてるのが情報屋のくだりと（面白いから許されていいと思います）、イカ神社のあとから数回続いたイカ飯屋は、私は好きです。あと紅葉さん本編に出てきて欲しかったよ！！

あと毎回出てくるのというと探偵がふさぎこんでお嬢さまが出してくる無茶振り料理、は最初はともかく、だんだん今度はなにをしたんだろう、多分腕自体はまともなんだよな、たまにある謎の失敗はなんでだろうとか思わないでもなかったんですが、なんというか見てるうちに慣らされました、ないと物足りない！！

みたいなところで探偵がお嬢さまに対して保護者感に溢れたことを言い出すようになって、なにがどうしてそんなことになったのかの説明が全く存在してなかったんですが、なんかこう、わからないでもないです、珍味に慣れちゃったんだよ。

あともう一つ、「鳥マニア」になった可能性も少し考えてはいるのですが。

だってそうでもないとなんでにあんなにたくさんの鳥の写真持っていたのかって説明付かないじゃん（そんなところの説明は求めなくてもいいとも思う）。

個人的には最後まで緩くて良かったです、とりあえず犯人は最低限周囲を気にしてからアリバイトリックを行うべきかな、とだけ思いました、まる。