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『物質・材料工学と社会’11』#14 材料評価とコンピュータ設計

この回を聞いている時に「古典力学」という聞きなれない単語が出てきたので「?」となっていたんですが、ああああ、量子力学が出てきてそれ以前の力学が古典力学になったんだな、ということがわかった時の複雑さったらなかったです。

私が子どもの頃は、もうあるのかなぁ、量子力学、専門家以外の人間が概念を知るまでって結構時間掛かりますよね。しかしそうか、貼らないカイロになっちゃってたのか…。

 

ちょっと講義の順番とは違うんですが、かつて例えばアンモニア合成触媒の開発が行なわれた時には4千種以上の触媒合成、1万回以上の反応試験を行なって成功した、という過去があったりするそうなんですが、現在の材料工学の研究は全く違うらししく。

まず原子・分子の評価を透過電気顕微鏡(TEM)やX線解析装置(XRD)やフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)などで行い、その反応をまずコンピュータに覚えさせまして、その上で目的とされる性質の組み合わせをコンピュータで弾き出す、ということで劇的に手順が減ったのだとか。

個人的にはこの講義を聞いていて、時々説明そのものの意味がさっぱりわからない、ということがあったんですが、そのうちの何割かがこの「コンピュータに考えさせるため」に条件を考えるって段階を踏んでいたってこともあるんじゃないのかなぁ、とちょっと寂しくなってしまいました。多分それ自体は全然違うとは思うんですが、なんとなく印象が量子力学と似ていて素人にはもう全然わからない世界なんだよなぁ。

しかしもちろん「1万回の実験」を行なう労力を考えると、それをコンピュータが行なってくれるという現状は明らかに劇的な人類の進歩なんですよね。どちらかというとこの手順を踏んで作り出された材質の話を条件入力から語ってくれたりしないですかね、面白そうw