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『物質・材料工学と社会’11』#15 明日の材料開発

科学/製造業 放送大学

放送大学の全15回の講義の15回目ってわりと定番の終わり方がありまして、案外それまでの総決算みたいなことはないんですよね、今まで聞いてなかったよ?! ということのオンパレードとか(多分まだ一つの講義で扱えるだけのボリュームがない研究だと思うんですがさすがにもう少し長く聞きたかったw)、わりと抽象的な理想論になっていたりとか、で、今のところ一番多いのがあれじゃないですかね、「循環型社会の実現について」。

正直環境系の番組だとわりと当然なんですが、材料工学でもかー、とちょっと感慨が。

まあ、ある意味で学術と理想の落とし処と考えると妥当なところなのかもしれません。

 

すごく大雑把に言うとリサイクルの話なんですよね、工業材料理解の3層構造と語られていたんですが、リサイクルに関しても原子や分子単位で考えると、今の常識とは違ってくるというか、都市に鉱山が存在する、という言い方すら出来る。

(金を取り出す時に使われていた言葉だと思うんですが、かなり少量でも金なら採算が取れる、しかし大抵は採算が取れない、ただしあくまでも現在の技術では、なのよね。)

家電リサイクル法が施行されたものの、それが実際に有効に働いているかというと今の時点でだいぶ怪しいものがあるんですが、すごく大雑把に作った時点でリサイクルまでを考えていくというスパンになれば、正直そこまで絶望的ではないと思うんだよね、本当に。

だから「明日の材料工学」だと思うんですよね、理想論に見えても、とりあえず今の時点で実際にやったこともないし、一旦使ったあとに回収して(それが家電みたいな大きくまとまったものからでもいいし)(今現実の社会がそれ以下だからって意味ですが)、そっから十分採算が取れるだけの「資源」を回収するための計画が可能かどうかはまだそんなには進展してないんですよね、まあ難しいかもしれないけど、やってもいいよねぇ、これ本当。