『週間 東洋経済』2007年4月7日号「世界で一番信頼できるエアライン」

正直もともと飛行機にあまり興味がなく、鉄道趣味の一環で空港路線に関して読む関係で空港の本はぽちぽちと手を付けていたもののあまり進まず(経営状態が特に地方空港で頭打ちになっているし、成田は落ち目だし、羽田も限界あるし、で読んでて暗くなるんですよね)、LCCが日本に来ると聞いていても全く興味を持つこともなく、ある日テレビで見たLCC第1弾のピーチの機体に一目惚れし。

その後、延々とピーチ登場以前の特集を読んでいて、この本を借りたのも多分そのせいです、いるわけないんだから読んでて「いない!」とか思うの止めて私ww

(成田系のジェットスターエアアジア、羽田系のスターフライヤーがすでに存在してるせいですね、スターフライヤーも可愛いよなぁ、この黒い機体w)

 

ただ、2013年になってから日本にLCCが就航する素地、という意味でこの特集を読むのもそれはそれで結構面白かったですね。そもそもハブ空港としてならばなにも成田や羽田に限らなくてもいいんですよね、それこそ、ここで言われてたように千歳でもいい。

ぶっちゃければ韓国よりも日本のほうが単純な土地の位置としては乗換えに適しているのに、インフラの整備の点だけで負けてるって辺り、国粋主義者ではないからこそ業腹ですね。JALがこの頃すでに危ぶまれていたりどうも自己満足が酷い、と言われていたり、今となると本当にいろいろ土台はあったんだなあ。

他にそういう意味で言うと、各電機メーカーが当時はまだそれほどの苦境でもなく、比較的安穏とした物言いをしてる辺りとか、複雑な気持ちになるなぁ。シャープなんてこの頃日本メーカーの中で唯一世界ランキングに食い込めてる存在だったんですね。

て、日本の経済規模でそのレベルって時点で、すでにこの時点で問題あったんじゃ…。