『神秘の太陽系』#2 土星の環

土星の輪が氷の塊、というのは聞いたことがあるんですが、正直それがどんなふうに展開していて、そもそもその氷がどこから来たのかというのは見たことなかったかも。番組の中で語られていた「エンゲラドス」というのがなにか把握してなかったんですが、すみません、土星の衛星の一つだったのかw
土星本体かと思ってしまったんですが、ひょっとして氷分厚すぎて割れない?)
そもそも太陽系が出来た時点で惑星がどうして公転を始め、太陽にぶつかることもなくその周囲を回り続けているのか、というのを土星の輪で説明する、というのがこの回なんですが、あの輪っかは大小様々なサイズの氷の塊で、小さいものだと1センチ程度、と聞いてしまうとなんで衝突しないのかは確かに不思議かも…。


そして実はあの輪は大きなところで10万メートルにもなるけれど厚さはたったの3メートルなので結構脆くて影響を受けやすいんだよね、と言われたのもびっくり。衛星などが近づくと見事に波打っていたりとか、結構すごい。
それと地球上のいわゆる間欠泉のような氷の噴射が定期的に起こっているのが「エンゲラドスの間欠泉」、まあ多分マグマなどの熱源が内部にあって、水がその熱源に流れ込んでいるのがこの現象の原因だろうねー、と語られていたんですが、ああ、確かに。
あ、てことは温かい水があるって可能性も高いのね、土星の衛星エンゲラドス。

もともとこの土星の輪の研究が始まったのはあくまでも美しいからで、それが一体どんなもので、その現象が太陽系そのものの説明にも転用出来るかもしれない、というより土星とその周辺を観察することで太陽系の構造を理解する、という方向に進んだのはあくまでも偶然だったのだとか。しかし、いろんな研究ってつながってるんだなぁ。