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『産業立地と地域経済’12』#11 先端産業の立地と集積

FPD生産(フラットディスプレイ生産)を中核にして先端産業に関しての講義だったんですが、この回の人わかりやすかったなー、と思ったらこの回だけか、というか完全に一つの業態に特化してるので理論立てがしやすいのか。
というかFPD産業は日本のメーカーが軒並み爆死したあれですねマジで!
先端産業はでっっっかい工場が必要なわりに展開が早く、研究開発費用も莫大なわりに展開が速く、まあ要するに、多少機能が落ちようと悪いもんがいいわ、新しいもんに顧客サイドが付いて行けないとかもはや最先端すぎて扱いが出来ないとか、わりと今までの産業とは別の流れなのはわかるんですけどねー。
研究者を取り合ったりするとかの部分も結構特徴的な気がする、普通に一から企業が教育出来るものでもないというか、完全に選ばれた技術者の世界なのに使うのが完全な一般人なんだよなぁ、その隙間というか齟齬を読みきるのはいかにも難しそうだ。

 

で、シリコンバレーとルート128と呼ばれるアメリカの先端産業の比較などが語られていたんですが(ルート128というのは日本で言う国道みたいなもので、どうも公的に産業振興が行われたのかな?)、どうも最終的に「シリコンバレーのほうが気候風土がいいんだわ」というところで軍配が上がってたのがたまらない結論でした。
そうか、研究者がどこにいても構わない場合、他の住環境のみで選ばれるwww
日本の九州にある先端産業集積地と思わず比べてしまったんですがどうなんだろうww
特化の経済とか都市化の経済、というのは集積することによる物理的なコストの軽減という話なんですが、研究者が大きなウエイトを持つ場合の「人間の経済」とでも言うべき観点もそろそろ出てきてもいい気がします、面白かったなぁ。