『よみがえる江戸城+Q』

前に準備編を見た番組の本放送かな? 番組の中でも言われてましたが「まだまだ紹介していないところがあるので」と言っていたので続きがあるのかもしれませんね、そういや“Q”ってなんだ一体。
江戸城の築城のための指揮を取った甲良家の設計図が出てきまして、そこから現代の手法で設計図を書き起こし、それを元に江戸城の3Dデータを作ったよ、というのがまず大前提なんですが、さらにそれを使って松の廊下での刃傷沙汰(忠臣蔵ですけど)を再現するよー、ということが行われていたんですが。
私はもともと『忠臣蔵』あんまり好きではなかったんですが、なんか逆恨みにしか思えなくて…。
が、それでもあの再現された当日の様子はあんまり見たくなかったです、そもそも吉良家はもともと礼儀作法を取り仕切る家で、賄賂というよりも授業料として当然だったところ、浅野内匠頭がそれを支払うお金がなかった、という説明を聞いていたのでなおさらというか。
まず松の廊下は引き戸と障子で外が閉められており、当日は薄曇、そして位置関係からして約1メートル半くらいから切り掛かったらしく…相手はご老人。
その上、当日は使節を迎える用事があって仕事をしていたようです。
そんな状態でどうやったら喧嘩両成敗になるんだよ、どう考えても妥当だろ処分?!
みたいな気持ちになったというか「これは特に知りたくなかった」というのが素直な気持ちです。あと五重の搭と松の廊下の長さが同じって情報もあんまりいらないです。

 

と、いうことに頭を占められてしまい、その前の将軍挨拶の時の権威高揚の様々な仕掛けも、そのあとの不自由極まりない将軍の生活と大奥のあれこれも、いまいち残らなかったんですが、とりあえずリアルに再現した忠臣蔵でなくてもいいです…うん。