『週間 東洋経済』2004年6月5日号「攻めに転じた百貨店」

現在2013年に至るまでに百貨店はほとんどの中央百貨店の再編の時代を迎えて(電鉄系の阪神と阪急は買収会社の介入があったせいだしね)(地方百貨店がわりと強い傾向があるのはこの特集の地方データで若干は感じ取れたように思います)、現在はいささかの持ち直しをしている時期、という認識なのだけれども、正直2004年の特集と比べてほとんど方針には変化がないということでいいのかなぁこれは。
2004年からの百貨店業界の変化を知りたくて取り寄せたので、ある意味でこれはこれで目的を達成出来たような気もしますね。要は「変化なし」いうことかな。
というより、自分の知ってる情報などを合わせると、この時期、新宿の高島屋出店(これはだいぶ大きな社会的な出来事として扱われてたわけですが)後の高揚が落ち着き、結果出揃った頃で、つまりむしろこの時期に今の体制が始まっていたということかもしれませんね。
これよりも前の百貨店特集を取り寄せるとちょっとは変化あるかも。
専門店化した新宿の三越は最近閉店し、銀座は改装のためで松坂屋の閉店だっけか、ルミネ系と組んで大コケしたのはどこだっけか、とか、思い出しても仕方ないんですが。

 

この百貨店特集に限らず、わりと2004年から2013年までの間になくなってしまったものは少なくなくて、微妙な気分に。多摩川沿い(下流の東急沿線のほうですが)の「タウンハウス」ってこれどうなったんだろう、私は聞いたことがないんですが。
テレビ会議などはその後、特に鳴り物入りという雰囲気でもなかったんですが、地味に進展してるんでしょうね。威勢の良い新時代が! と言ってる特集ほど微妙な気分になり、こんな素材がありますやっと進展がありました、という報告は、多分聞いたことなくてもちゃんとやってるんだろうな、と感じるので古い経済雑誌読むのも悪くないなww