『地球ドラマチック』奇跡の建築 アヤ・ソフィア-耐震構造の秘密

この回を見ていてどうも話があちこちに飛ぶせいなのか集中力が途切れ、何度も録画を見直す嵌めになったんですが(最終的に家事をやりながら見たよ!)、あれですね、よく考えたらもともとコンスタンティノープルの象徴として建てられたものの十字軍の「寄り道の買い食い」で焼き払われ(言うほど同陣営じゃないあいつら)。
同じ名前で建て直されたものの20年後に地震で崩れ、「イシドロスの甥」によって再建されたのちに何年持ってんだよ一体?! そんな超設計者か建築家か現場監督だかはわかんないけど名前残してやれよイシドロスの甥の!!
みたいな感慨に耽りましたが、番組の途中から作られたミニ・ソフィア(勝手に名前付けた!)、26分の1? のアヤ・ソフィアの構造再現物のほうに軍配を上げたいと思います、なんのって番組内のMVPというか、どっちも面白かったけどさ。
で、キリスト教カソリックから始まっていわゆる東方正教会へと国そのものが転換し、その後はコンスタンティノープルの繁栄の象徴とされ、オスマン帝国によってイスラム教のモスクにと変えられたんだよん、という歴史も少しは意味わかったかも。
トルコにそんなに地震が多いってのは知らなかったんですが、よく考えたらヨーロッパとアジアのプレートのど真ん中ってさんざん聞いてたじゃんな、そら多いわ。
他が崩れてる中で一つ残ってるのを繰り返してたら、奇跡の建造物だろうよそりゃ。

 

しかも、さんざんの試行錯誤の結果作り上げられたミニ・ソフィアによって耐震実験が行われた結果(リアル地震まで起こったし勝手に参加すんな神様)、どうも人類のほうが先に滅びそうです、なによりだ、さすがにそこまで強いとなんか複雑でもある! イシドロスの甥万歳!!
そういや政治的にもとても面倒らしいんですが、なんかもう瑣末な気がしてきた。