『週刊 東洋経済』2014年3月1日号「ひとりで生きる」

週刊 東洋経済 2014年 3/1号 [雑誌]
 

 

晩婚や未婚が増えている、というよりはどちらかというと、未婚であってもそれほど問題なく生きれるようになってきているな、というのは薄っすらと感じてはいたものの単身世帯という題材で離婚者までを入れてしまうと「全体の2分の1」とまで言われてしまうとさすがにこう…再婚したところでそうそう上手くはいかないしなぁ最近は。
この特集で扱われていたのが男性が主だったんですが、なんていうか、この特集の少しあとのページに位置していた女性がどれだけ働いても男性の7割しか収入が得られない状況下だとなぁ、まあ、油断してそもそも生きていけるわけもないしな。
男性単身世帯の話で1ヶ月の趣味関係費で10万円を使い続けていたら破綻、という例が語られていて溜め息が出てしまったんですが、これ極端な例え話ではないんだろうなぁ。
まず倹約のイメージを掴みましょう、ここで我慢したら後々の遊興費になるよ! というアドバイスも、そういう言い方じゃないと伝わらないんでしょうね。女性の場合は実際の体験談が出ていたんですが、家族の世話が忙しすぎて身を固める暇がないとか、自分が介護する立場になったら今ほど自由に「働けない」という話で、落差が、落差が。
そもそも遊ぶって前提での話はしてないんですよね、先進国じゃないのか日本。
(しかし日本の女性は、ある意味であんまり孤独になる心配はしなくてもいいのよね。)
少し皮肉で面白かったのが、シングルでもコミュニケーション能力が高ければ別に付き合いは生まれるし地域に溶け込めれば問題はないんだよ、という話がされていて、逆ではないんですよねw その能力もない世代が育ってきてるのがなぁ、という話も少しばかり。

ミニ特集で韓国と日本の関係というような話がされていたんですが、あれだよなぁ、別に韓国経済に懸念材料大してないよねぇ、日本依存の高さと対日貿易赤字高はともかく…。