『週刊 ダイヤモンド』2014年2月22日号「お客をつかむ33の新法則」

 

この特集を見ていて感じたのはむしろ「従来型のマーケティングを疑え」という部分だったんですが、もともとある程度のステレオタイプに当て嵌めるくらいしかマーケティング手法がなかったところに、他の情報収集方法が現れたって部分と。
あとやっぱり、高齢者のところに団塊の世代が来た点での転換が大きいんだろうなぁ。
今最大のボリューム(質、数共に)のあるはずの高齢者向けのマーケティングが全く機能しなくなっているというのは結構前から話に聞いていまして、今回はあれですね、地元密着型のヤンキー世帯と、さとり世代と言われるメリハリの大きい層が認知されていまして、ただ、この層に対して売れるものって限られてくるような気もするなぁ。
仲間うちでわいわい言い合えるものには大枚を叩くみたいな行動なんだよね。
ところで書き始められた段階でも見た目的にも明らかにマイナスイメージの「バブル女」が無意味なまでの自己讃美の心に溢れていて他の世代よりも上昇志向が高く所得も高く、親世代に対しての軽い揶揄はあるものの馬鹿にはしておらず、下の世代の消費行動にもプラスの影響を与えてるって、最終的になんだか人としてすごく羨ましい結果になってるww
固定的な層は本当にいるのかな、という問いかけと、それと逆説的に若い人間にとって便利なものは高齢者にとっても便利だよな、というのも面白い。高齢者向けに使いやすくしたものはどの世代にとっても使いやすいってのも、これも良い例だよなぁ。

特集外だと地方信金の話が出てきていて、合併の弊害があれどもう他に手段を選んでおれず、高知信金が投資に走っているものの地元にそもそも需要がなくては選択肢として一概に否定出来ず、今後このような変り種が増える可能性もあり。西武信金などの成績が良い場合はむしろ制度を越えての運用も、という内容だったんですが多極化するのかなぁ。