『週刊 東洋経済』2014年4月12日号「今 買える株 買えない株」

週刊 東洋経済 2014年 4/12号 [雑誌]

週刊 東洋経済 2014年 4/12号 [雑誌]

 

 

そういや2014年の経済誌をばらばらと読んでいて(『ダイヤモンド』と『東洋経済』ですが)、3回めの株式入門の特集なんですが、うん、今までの中で一番わかりやすかったんじゃないのかなぁ、どういう理由でお勧めだよ、どういう数値が参考になるよ、今は株価が下がってしまっているけれど業績はちゃんとしているよ、などなど。
営業キャッシュフロー(現金の出入りが上がり続けている、企業活動が活発であるってことかな)、予想ROE(自己資本比率)などというちょっと専門的な用語が出てきますが1ページに一つの概念でその一覧を見るくらいだとむしろ概念の説明にもいいよなぁ。
で、「素人には手を出さないほうがいい」という銘柄はあくまでも乱高下するから、ということと現在の経営状態がちょっとね、みたいなところのみに絞ってある。
うん、株式ってのがあくまでも企業への資金提供ってことを考えるとあんまり細かいことまで踏み込んでもねぇ、素人向けにはこのくらいが一番いいんだよね。正直ここの一覧に並んでいるのは株価を中心に捉えられたものではなく、企業活動そのものを主体にしているので素人が一斉に飛び付くってわけでもないし、長期保存するにも悪くないし、戒めとして「底値や頂点なんて素人には見極められないから見てわかる安値や高値から落ち始めた頃に行動するのがいいよん」というものも。
NISAは5年って区切ってあるけど別にそれに拘らなくてもいいし、株主優待でのお勧めなんかもされてる、文句なしのいい内容だったんじゃないのかなぁw

特集外だと中国関係がちょっとまとまってたかな、ニュースなんかではひたすら反日ってことだけが言及されるんですが要するに国内体制にメス入れてる人なんだよね、習近平氏。反動による体制締め付けや集権化ってのもあるんだけど、まあまあ、悪くはない。