『週刊 ダイヤモンド』2014年6月7日号「異業種乱入で盟主危うし!百貨店包囲網」

 

そもそも最近は流通全般の特集のほうが増えていて(百貨店の再編も一通り終わっちゃったしね)、百貨店単独の特集というのも久々に見たような気もするものの、うーん、一つ前までは全く別のところに括られていたSCがほぼ百貨店の対等の位置になってるのか…。
これ、何度か見てる「なんの愛着もない百貨店じゃなくて、家族と一緒に行った記憶のあるSCに行くよ」というのがやっぱりそのもの本質を突いてるんじゃないのかなぁ。
子どもを排除しての高級イメージの創出って意味で、まあ一時的に意味はあったものの、そもそも百貨店という形態だってたかだか明治からで150年に満たないわけだし。
(そういう意味で、地方の創業者一族のいる百貨店がぽちぽちと撤退しつつある、というのもそろそろ4代めとか5代めってことだとわからないでもないよね、そこを不動産系がSCで埋めるとか、のれんごとどこかが受け継ぐのも自然なのかも。)
で、この特集で初めて知ったんですが最初のSCである二子玉川SCの東神開発ってあれ、高島屋のグループ企業なんですね。電鉄系の百貨店はもともと身軽なためか、SCに入ったり変則的な形で出店したり、東武百貨店なんか市役所の1階への出店なんてことまでやってるんだ。さすがにこれはちょっとびっくりしたけど、面白いよね。
大丸松坂屋は不動産、要するにテナント形式へと切り替え、H2Oリテイリングはむしろ他業種との提携とか、ここも結構柔軟なことやってるね。この中だと三越伊勢丹が百貨店としてのスタイルを守る、という決意が語られてたんですがどうなるのかなぁ、本当に。

特集外で「アベノ特区」というものが取り上げられていたんですが、これが第3の矢ってやつだったのかな…、東京都とのごたごたはまたお互いさまとはいえ兵庫県養父市の話はちょっとなあ、しかし、聞いた覚えが全くなくてちょっとその後が不安。