『週刊 東洋経済』2014年6月28日「海外投資家の正体」

週刊 東洋経済 2014年 6/28号

週刊 東洋経済 2014年 6/28号

 

 

巻末近くの1ページの記事なんですが、気になったのがロッテ百貨店(韓国)が中国や東南アジアで苦戦しているという内容で、現地の価格帯と合わない、という話。これ母親と行ったことがあったので伝えてみたところ「日本の百貨店と同じで駄目、ロッテマーケットで進出すればいいのに」と言われて納得。多国籍でいい意味で雑多で面白かったしな。
ただ、どちらかというと韓国が多国籍展開していた部分、アジア圏内で自国よりも物価の安い圏内を百貨店で狙っているというのがちょっと日本とは逆で面白い。
日本って欧米志向というか、あんまり小売で小さな市場は狙わないよなぁ、中国にもあくまで総合スーパーで進出したし、いや百貨店もありますがあれも苦戦したんだっけw
ミニ特集で地銀の記事があり、銀行の再編なのでそうそう一朝一夕では終わらないので現在12月にもリアルタイムで進行中なのですが、いい花嫁として選ばれるために頑張る、という吸収される覚悟をしきった豊和銀行がちょっと面白かったんですが、再編必要ランキングでは半分より下なんですがなるほど公的資金注入2回じゃ仕方ないか…。

 

メイン特集の「海外の投資家」に関しての記事をちょっと扱いあぐねていたんですが、まあ『ダイヤモンド』の4月頃の市場乱高下の黒幕は誰だ、という特集よりは意義はあったかなぁ、要するにそこでも同じなんですが確かに株売買のみで利益を出そうとする投機的な傾向はあるものの、そもそもそれがわかってて受け入れたのが現安倍政権だしなぁ。
あまりいい評判がない光速プレーヤーと言われる数秒で数千回の取引を繰り返す、と言われてる辺りはまあ暴落の原因にもならなさそうでもあるけど、これもありがたくはない。
思ったよりもヘッジファンドの購入株がばらばらで、そこは悪くなさそうなんですけどね、アニメ製作の会社とか入っててちょっと笑いました、まー、まだまだ荒れそうだ…。