『週刊 東洋経済』2014年7月5日号「得する年金」

週刊 東洋経済 2014年 7/5号

週刊 東洋経済 2014年 7/5号

 

 

細かい制度に関しては正直どんどんややこしくなる傾向があるので(どういう手段を取ったら得なのか損なのかわかりにくくするってのは、まあ、制度が進んでいくとだんだん増えるんだ)、半ば読み飛ばしていたんですが、要するに一番の問題は人口の減少でまあこれはどうにもならないとして、続いては高齢労働者の賃金を下げる必要がある、という話。
現在手を付けられて語られているのが専業主婦の「第3号制度」に関してなんですが、まあ130万円以上稼ぐと取られる金額が増えてあまり意味がない、というのが一番の主題で、選択式にすることが出来ないのか、というのがだいたいの流れ。
とはいえ、この雑誌で集めた女性陣が女が働くと子どもがどんどん不良になる、ということを言い出してる段階ではこう、なんとも言えないものが…。
それとGIPFという年金の資金運用の制度の話も、重要だとは思うんですが、安倍政権下で株の売買でどれだけ堅調でもさあ…だからなんだと言うの、というのが正直なところです、「なにを差し置いても株価の維持を優先する」というのが実際に言われてる表現ですが、個人的にはなにを犠牲にしても株価を維持するって認識してます正直。
そしてこのGIPFに株の大量購入をしろ、という指示が出たのではないかと目されているそうです、ああ、年金制度すら株価の維持に利用されるんだ?! 以外のなにを言えと。

特集外では高級時計市場が中国で落ちたものの、日本や欧米で買い支えた、という話と、あと、佐賀県の武雄図書館のTUTAYAとの連携の話が、まあ、その後あんまりよろしくないこともあったみたいな話も聞いたこともありますが、地方では無関心が一番悪いんだよ、最後は人だし、活気が必要なんだよ、という方針が間違ってるわけはない。
間違ってないんだから、少しずつでも良い方向に行くといいなぁ、成功して欲しいよね。