『週刊 ダイヤモンド』2014年7月5日号「佐川男子、クロネコ男子が悲鳴!物流ビジネス大異変」

 

中特集として年金が取り上げられていまして、ちょうど同じ号の東洋経済が「得する年金」だったんですが、さすがに偶然というよりはなにかの発表を受けてだったのかなw
ほぼ同じデータ(今後の年金運用で薔薇色の未来だから心配することはない、が東洋経済)(なんでこんな劇甘の試算なんか出すんだ、現実の対策どうするんだ)で真逆のことを言ってますが、個人的には評価の辛いこちらを取ります。が、個々人の立場による対応策違いや現行制度の問題点みたいな分析は東洋経済のほうがわかりやすかったな。
まあ、メイン特集と中特集って違いもあるんですけどねー。

特集は物流に関してで、そもそもどこから破綻し始めた、と言えるのか、わりといろんな出来事がつながっているんですが…うーん、あれか、トラックの運転免許制度が変わり、休息などに関しての規制が厳しくなり、結果的には採算が悪化して収入減を招き、高級取りですらないトラック運転手には確かになり手が激減しそうですね。
で、構造的な問題を抱えたところに2強の片割れである佐川が黒猫の領域に殴り込みを掛けたものの敗退して総崩れでアマゾンからも撤退する嵌めになり、黒猫とJPが悲鳴上げていたのこれだったかw 採算性の悪化から下請け業者への値下げ要求をしようとしたものの反撃を受ける、というような全体の流れのようです。
そもそも2強だけが強すぎて実際それ以上減らせないので事実上の寡占なものの、外部の業界からの物流の参入なんかも検討されているのか。ところで私はエコ配が好きです、親会社が潰れても逞しく生き返ってきた「ほぼ人力」のローカル配送ww
で、全体の効率を上げるために物流センターの増設、黒猫ヤマトの羽田クロノゲート、7&iの配送システムの拡充計画や鉄道貨物シフトもあるのか。結構物流も動きあるのね。