『週刊 東洋経済』2014年5月24日号「アリババの正体」

週刊 東洋経済 2014年 5/24号 [雑誌]

週刊 東洋経済 2014年 5/24号 [雑誌]

 

 

中国のアリババってのはいわゆるヤフーや楽天などの複数商店を集めたネットショッピング淘宝(タオパオ)を主体にしたグループ企業のようなんですが、すごく大雑把に日本のソフトバンクみたいな企業って表現するのが一番わかりやすいんじゃないかな、正直タオパオにしてもそうですが「信用がならない」らしく、商店の倒産や商品未発送も少なくないらしく、友人の口コミやネット通信を介しての会話がないととても使えないって言われてるんですが、これ、最初からわかってると別にそこまでマイナスでもないのよね。
ソフトバンク使いですが、いらないものは全て断ってます、正直そのほうが扱い楽。)
というか案外、買い物の楽しさみたいなものが自然に共有出来そうな気もするなぁ。
で、そこが支付宝(アリペイ)っていう金融サービス始めまして、そもそも中国は銀行の金利が「国策によって」非常に低く抑えられていて、そこが多分影の銀行などの出てくる土壌だったようなんですが、このアリペイは小口預金&高利率とはいえ小さな企業への貸し出しを行う、というセットになっていて業績好調。
中国には今現在問題になっている理財商品(高金利で金融規制逃れの金融商品、非金融機関なども参加)を中心とした「影の銀行」ってのがあるんですが、アリババはこの影の銀行を食う勢いだそうで、まあ、あれだ、政府機関が急速な拡大には規制を考えていくものの、基本的には歓迎するムードなのも正直無理もないよな。
正直「影の銀行」で大きすぎて潰せない問題があって貸し渋りするのどうかと思うww

3大特集の残りが法人税減税と、もう一つが雇用の歪みについての話なんですが、過去に人手不足の時代と人余りの時代を経験しましたが、正直人口減少と労働状況の極端な悪化を理解してない年齢層がいるのが一番の問題なんじゃ…使い潰したら日本人いなくなるよ?