『週刊 ダイヤモンド』2013年9月21日号「半沢直樹はどこにいる?頼れる銀行頼れない銀行」

確か『家政婦のミタ』以来くらいかな? の国民的ドラマと言われた『半沢直樹』は大筋は追っていたものの(そういや同年に『あまちゃん』もやってたのか)、どうもあの怒鳴り散らす様子に馴染めず、「あんな銀行員いるわけがない」という批評もそんなものかな、と思っていたら著者氏に土下座は三井住友式かな、と言われてえ? となってしまい。
主人公の言動は人としてはごく普通、でも「そこ」が小説でしかありえない、と聞いてしまうと、「あんな銀行員~」の言葉がどこに掛かるのかなぁ、と考えてしまい、そこまではまあ邪推とは思うものの、業界人の非難が怒鳴る部分ではなかったらしいのはどうにもね…どうにも。
(まあ、あれはただのドラマ的演出で見ればわかるという意味なのかもしれないし。)
この特集の中で、3大メガバンクとして挙げられているのは東京三菱UFJとみずほ、三井住友。おまけでりそな。さすがに再編も終わってその体制で数年来かな。
地元の頃から使っている東海銀行の合流したUFJが一応まだしもマシで、みずほに至っては恫喝された、という匿名の証言が載っていて、実際に切られた経緯があって使いたくないと言われていたりもする。ううん。
欧州の危機によって日本のメガバンクが融資の引き受け先になったりもしたものの、そもそも助言等々なんにも期待していない、と言われる始末。まあ、東京三菱UFJの国際部門東京銀行系)と国内部門(三菱系)の統合の障害辺りが一般的な業態の問題かなぁ。
他はなんとなく全体的に桁外れなんだよね…、問題意識以前のレベルというか。
で、地銀は体質的にはまだしもなんだろうけども、純粋な資金的に再編期が。

特集外だと冠婚葬祭互助会の体質? 欠陥の記事が、これもまあ見事に企業としての態をなしてないレベルなんですが、なんの問題もないという反応が返ってて、いろいろ辛いな!