『週刊 東洋経済』2014年9月6日号「一流の仕事術」

 

一流の仕事術、と言ってもどの業態に対しても共通するのは情報の扱い方だよね、デスク廻りの整理術からインプットの時にデジタルデバイスは補佐的に使うなどの話(まあ人間の脳がまだデジタルに追いついてないんだよ)。
アウトプットに関してはまあ、三つのパートに別けるとかストーリーを語るとか。
英語のスピーチに関してのページが割かれていたのが時代かなぁ、まあしょうがないよな、規模的に日本だけの範囲で仕事が出来なくなりつつあるわけだし。

特集外の株価に関しての記事を見ていたら「株価維持に無関心な民主党」「今の政権は安心」という単語が飛び込んできて、うーん、株価維持によって儲けることになるのって海外ファンドが主で、一般投資家がまともに運用出来なくなってる状態ってそんなに…と思いながらもある意味で仕方ないのかな、と思いつつもう少し読んでいくと。
そもそもグローバル社会において国家は必要なくなり、株式会社がその最後の砦として拡大を望み死に物狂いで抵抗してくる、ということが書かれていてぞっ。
で、その方法ってのは必要のないもののひたすらの余剰生産、みたいなことになるのか。これと株価維持を至上命題にしている記事は多分雑誌側の意図では対になっていたのではないかと思うんだけども、要するに最後の抵抗というのが今の株価維持か。
この号の中でGPIFという年金資金の運用に関して触れられていて、現政権の元では問題なく運用することは多分可能、可能なんだけども、なんだろう、確かにかなり一貫した方針は感じるものの、一個崩れると全部崩れるみたいな危うさがあるなぁ。
個人的には現・安倍政権に対して国家関係どうの、という危機感はあんまり抱いていないものの、なんか非常に無理がある瀕死のものの延命を見せられてる気はしてるかなぁ。