『週刊 東洋経済』2014年10月11日号「新聞・テレビ動乱」

 

まあ大雑把にフジテレビの凋落(と、現在までトップを走っていたためにどう状況に対応していいかわからないという慢心)、朝日新聞捏造報道に関して、そしてインターネットの発達とスマホの登場によってじりじりと下がり続ける新聞購読に関してなど、まあまあ外から見て見当が付くものが多かったかな。
というか、実際欧米では既存のメディアが信頼性の高いニュースサイトを持っている印象で時々日本語版にお世話になっているのですが、日本だと確かにないよね。
現在だと無料のニュースが多くなりすぎて、既存メディアの進出で利益を出すのが難しいのではないか、と言われている状況のせいかなぁ。
しかしある意味で、極端なまでに教養媒体にアクセス出来る人とそうでない人の格差が目立つようになってきた印象なので、どこかには食い込める地点があるように思うんだけどね、慣用句というものの存在を知らない人に説明するのに毎度困ってますw
(検索で出てこないってずっと延々と頑張ってるんだけど、固有名詞しか出てこないんだよ、と皆で説明してるんだけど「慣用句を知らない」んだよね、多分あれ。)
ちょっとびっくりしたのが産経新聞だっけか、わりと地方での御用聞きを始めて、30分500円で新聞購読も順調に伸びてるって、嫌いじゃないけどさww

中特集だと円安によって輸出が伸びない理由と構造について、いや、これは致命的ではないとは思うものの、円安シフトの前にわからなかったのか、というのがすごく不安。
要するに円高体質に慣れて海外拠点を発達させつつ、現地に溶け込むように努力してきたのがやっと順調に働くようになっていたって、素晴らしいと思うんだけども、やっぱりなんでその構造が円安実施前にわからなかったのかってのが、すごく、ううん。