「銚子電気鉄道(上」RM LIBRARY-142、白土貞夫

銚子電気鉄道〈上〉 (RM LIBRARY 142)

銚子電気鉄道〈上〉 (RM LIBRARY 142)

 

 

読み始めの時点でちょっと文章が読みにくいな、と考えてしまったんですが、本当に心から申し訳ありませんでした、文章じゃなくてこれは歴史が意味わかんないのね?! ええとまず大正2年の段階でいくつかの計画を経て近隣住民などの手によって作られたみたいです、富士瓦斯紡績の関係者ってことは森村財閥なんかとも関係あるのかな?
1日で作られたなどと勘違いも甚だしい、と言われてましたが、実際には鉄道連隊の手で11日で作られたのだそうです、まあ、だいぶ、違うけど、なんだ。
で、第一次世界大戦のあとくらいに鉄材が高騰したので廃止にして資材売り払うよ!
ということで廃止になったそうです、そう目論んだとかじゃなくて本当に廃止になってました、鉄道存続運動ってひょっとして日本で始めてかもしれない、と言われてましたが、私もその可能性は高いような気もします、しかも別に特に儲けなかったってなんだよ!!
で、その同じメンバーによって「また鉄道敷こう」ということで大正11年に認可、蒸気機関車がそれまでの時点で売り払われていたので手に入らず、電化することになったらしいです、伊那電気鉄道に頼んだんだっけ。戦後にまた廃止だなんだという意見も出たそうですが今度は阻止されてなによりでしたっていうか誰がなにをしてるんだ一体。
地元の銚子市史が間違ってる、という指摘がいくつかありましたが、正直第三者的には許容してあげて欲しいです、私だってこんな意味わからないの投げやりに扱うわ。

で、泳げたいやきくんに感化されて作ったたいやきは切符以上に売り上げ、「起きろー」と漁民たちに叩き起こされて臨時列車を出したり、バスに経営危機に陥れられ、廃線にするためにバスに買われ、それでも廃線は免れたものの次の外部からの社長には補助金を持ち逃げにされ補助金が出なくなり、濡れせんべいで奇跡の生存を…辛いわこの本!?!