『週刊 ダイヤモンド』2014年11月8日号「介護のムダ 高齢者ビジネスのカラクリ」

週刊ダイヤモンド 2014年 11/8号 [雑誌]
 

 

うーん、この特集は正直表層的というか安価な値段設定でで人を集めるだけ集めて放置しているとか、高所得者層を取り込むためにサービス合戦が行き過ぎてカジノまで計画されているだとか、介護付きの高級マンションは計画が安易すぎて倒産することもあるので必ずしも安泰ではない、とか、まあ無意味な内容とまでは言わないんだけども傍目に見ててもなんとなく想像が付くよね、そのくらい。
正直あんまり費用が安いところがまともに機能してなくても、薄っすら頼む側も知ってるんじゃないかって気もするしなぁ。
施設を選ぶための選択基準とまでになると無意味ではないというか、介護にしても医療にしても何回も特集組まれてるってことは具体的なことを知りたいって意味だよねこれ。要するに、介護施設の権利が高値で売り買いされる「美味しい儲け話」になっているところも含めてちゃんと外部のチェック機能が働いてないって部分だよなあ。
ケアマネが一つの施設に従属せざるを得ない、という部分だよね要するに。
この辺も一応利用者の立場から触れられてはいたんですが、どういう態度のケアマネを信用してはならないよ、というよりは構造欠陥に踏み込んで欲しかったかも。
まあただ、それこそ介護施設を考えてる層が読むんなら、即効性の内容てことかな。

特集外だと小さな特集なんですが貧困国における救済支援、女性のみを窓口にするってあれ、人身販売につながるのでは、と言われていたけどやっぱり上手く行ってるのか。貸し倒れが少ないので比較的安全に回せてるそうです、性差が文化に依存しないの不思議だよな。
それと円安デメリットはそんなでもない、てのはわかりました、ただ円安メリットがないのは事実なんだよな、難しい話だよなぁこれw