「都営地下鉄・都電・都バスのひみつ」PHP研究所

都営地下鉄・都電・都バスのひみつ

都営地下鉄・都電・都バスのひみつ

 

 

かつて馬車鉄道(レールに馬車を乗っけた作りですね、確かアメリカから車両が来てたんじゃなかったかな、見た目に反して鉄道よりも発祥はあと)として走り出したのが東京馬車鉄道で、それが電化転換して東京電車鉄道。平行して東京市街鉄道と東京電気鉄道とが走り出してその後3社合同して東京鉄道になって、その後に東京市に買収されたのが東京都交通局の始まり、と認識されているようなのですが。
(どこが始まりかわからなかったんですが最近100周年って言われてましたのでw)
今残ってる路線からが王子電車って別の私鉄の路線なんだよね、というのは多分この本から知ることではなさそうな気はするかなぁ。都電はPCCカーの導入も虚しく時代にそぐわないとされて41系統あった路線も現在では荒川線のみ。
都営地下鉄京急と京成とに合わせた世界標準軌の浅草線に始まって、東急や東武路線との直通を目論んで挫折した日本標準軌である狭軌三田線。なんでそうなったかの把握されてないようでしたが京王線と直通するために馬車軌になった新宿線(社史読んだんですが1ヶ月くらい揉めてたとか変な書き方してあったしどうやって決まったんだろw)。
トンネル直径を小さくするために日本で2例目のリニア動力になった大江戸線
上野公園のところにある園内移動のモノレールが実は公営ってのもわりとよく聞くんだよな、普通にトリビアとして聞くよねあれ。都電跡地や車両話もわりと多かったな。

日暮里・舎人ライナー新交通システムで、あと関東大震災ののちの都電補佐のための都バスまで入れると存在そのものが妙にバラエティだよなぁ、都営交通。
しかし、規格同じほうが採算性が高いって言われる交通機関なのにいいんだろうか…、都営地下鉄がそれなりに成果上げてるとは聞くんですが他は大丈夫かなぁ?