「小田急電鉄のひみつ」PHP研究所/小田急電鉄・協力

小田急電鉄のひみつ

小田急電鉄のひみつ

 

 

そういやこの本で初めて知ったんですが昭和25年に当時は国鉄だった御殿場線に乗り入れした時点で相手方が非電化路線だったのでディールカーによる特急があったよ、ということが触れられていたんですが、戦後5年めで車両不足もあって国鉄車両なども他社の分まで大量に受け入れしていた時期だよなぁ…(いらねって断ってた私鉄も結構あったしね)。
なんでそんな時期に開業時点から電化路線だった小田急がそこまでして、とつい考えてしまうんですが、電気不足やディーゼルカーの余りとかもあったのかなぁ。
昭和34年に電化されたので車両があぶれた、などとも言われていて、どうもこれだけだとわからないかも。というか私、小田急系の本も複数、社史も2冊読んでるんですが、乗入れの詳細を知ったのがこれが初めてなので自分でびっくりです。
電化路線へのディーゼルカーは珍しいので読み飛ばしたりもしないと思うんだけど…。
あと今の御殿場アウトレットモールがある場所に「小田急御殿場ファミリーランド」と富士宮市に「小田急花鳥山脈」というのがあったんですね、向ヶ丘遊園は存在と閉園は知っていたものの、小田急と関係あるのかないのかちょっとわからない(関係あるって書いてあることもあるんだけど毎回じゃないんだよね、ただ路線開業と同じ時期でもとは有料の遊園地じゃなくて公園? みたいな感じだったっけか)。

みたいな、感じですみません、なにしろ結構読んでるもので、ええと、通勤関係に関しては複々線と20メートル車両と鋼体化と、それに伴っての混雑率の低下…はあんまりしてないという調子で、個人的には観光地に向けて10分に1本のロマンスカーを走らせてるからまあなんだ、その辺どうしてもどうしても皺寄せが、といういつもの本でした、都心からだとだいぶ遠距離に至るまで通勤通学も快適なんですが、逆は…うんまあ。