「荒川ぐんぐん-自転車旅マップ」自転車生活ブックス8、自転車生活ブックス編集部

鉄道関係の資料を読んでいると時々出てくる荒川や、荒川放水路(大正時代に治水のために流域を真っ直ぐに工事しましたよ、この本には出てませんがもとの流れが隅田川)との関係がどうにもわからず、荒川そのものの本を読んでもどうも情報が断片的、ということで試みに手に取ってみたサイクリング本だったのですが、そっかー、秩父湖からつながってたのかこれ、で、一旦北に蛇行したあとで少しずつ川幅を太くしていくようなんですが、大河と呼べるのは荒川放水路のちょっと手前くらいからなんでしょうね。
そういや、鉄道が総武線(数えられたり数えられなかったり)、都営新宿線、メトロ東西線って並んでるのを時々見るのですが、荒川放水路に至っているかどうかで扱いが違うのか、ということを今更ながら納得。総武線はこの放水路の工事前後で少し北に架け替えられたみたいなことを聞いたことがあるんですが、今度ちゃんと地図見たら頭に入りそう。

秩父から始まって川越や川口などを通っていたんですが、正直、荒川と分断されて聞くとともかく、この順番で聞くと意味わかりやすいな(川を越えた向こうと、川の口の辺りですかね、川口だと鋳物業が水運使ってたって聞いたわ)。細かい地名も水辺っぽい。
173kmでも自転車なら不可能ではないよー、神社や公園もあるしサイクリングロードもあるしまあ国道走る部分もあるんですがお土産物があるような土地もあるし、お祭りもあるし、と楽しく読んでいたんですが最安値でも11万円スタートだったのでちょっと尻込みをw ご近所ならともかく、遠出してのサイクリングだと装備も必要よねぇ…。
うーん、放水路部分が22kmくらいか、水上バスかなんかないかな、半分くらいでいいので通して見てみたいなぁ。そういやこないだ江戸川競艇場行ったんですが、荒川放水路の地域なのか、中川と荒川の間にあるのは堤防、かな? 情報収集って地味に難しい。