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「図説 平清盛がよくわかる! -厳島神社と平家納経」日下力・監修

図説 平清盛がよくわかる! 厳島神社と平家納経 (青春新書インテリジェンス)
 

 

とりあえずなんのために読んだのかというとこの厳島神社平清盛日宋貿易に関して重要な神社である、という認識だけはあったものの正直なところ正確な位置すらよくわかっておらず。今もまあ出雲と同じ支配地域です、みたいな薄ぼんやりした認識。
まああれですね、博多と同じく中継地点の一つだよな? と大雑把に考えていたのだけが正しかった感じです、あれだ、博多から瀬戸内海のほうを通って、ええと、上陸どこになるんだろう? 堺が水揚げしてた時期はわかるんだけどね。
平清盛の時代よりも前、というより、遣唐使が廃止されたあとから徐々に民間貿易が始まってったよん、みたいなことが語られていました。
平清盛の父ちゃんがすでにして大宰府近辺で密貿易やってましてね、みたいなことが語られていたのは初めて見たんですが、なるほど、そういうルーツが。
 
まあ本そのものはあくまでも厳島神社なんですがうちの先祖がどうもこの地域の海賊(本当に本の中にも「海賊衆」って紹介されてたよw)らしく、「あれ、貿易する相手のためにこんなにすごいんだぞって誇示するために海上に作ったのよー」とかものすごくさっくりと母親が教えてくれたんですが。
あ、うん、証拠あるわけでもないんですが、そうね、貿易関係だとよくある。
平氏との関係は平氏の側からぶち切られて他の神社に乗り換えられたんですが、その結果、その後の鎌倉幕府とも室町幕府とも江戸幕府とも明治政府ともなかなか良好な関係を築いていたらしく、そうして現代に至って稀有な海上建築の神社として世界遺産認定を受けたので明らか勝ち組ですね! とか言いたい。
個人的には日宋貿易の歴史まで触れられてたので大満足です、いい本だった。