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「「座る」鉄道のサービス-座席から見る鉄道の進化」交通新聞社新書060、佐藤正樹

 

まず本の初めの辺りに「ロザ」「ハザ」という単語が簡単に説明されていたんですがどうにも記憶出来なかったので検索してみたんですが、もともとイ=1等、ロ=2等、ハ=3等で、のちに1等が廃止されて2等が昇格したので「ロ」が特別車で「ハ」が普通車なんですね、あー、この説明だと覚えられそう。
(「イ」がなくなっちゃったのが惜しかったなぁ、九州のななつ星は「イ」かもw)
で、座席指定があるものがザなんですね、普通車でも座席指定があるよん、というのは正直いまいち東海(自動車が基本、名古屋には電車)や関東の感覚だとわかりにくいんですが、特急で移動する地域だとそんなに珍しいことでもないのかもなぁ。

 

まず話はマルスという座席指定の集中管理のシステムの歴史の話から始まって、それ以前との変化(電話で受けてぶら下がった台帳を一括管理してるんだとそりゃパンクもするわ)、この処理能力や駅員さんなどの負担ともあながち無関係ではないんだろうな、という各種特急や新幹線の座席指定の増減やなぜか座席の座り心地の話などなど。
読みやすい文章の人で、話がマニア系統に行かないからいいんですが、正直鉄道マニアの人がこの本に難色示していてもそれはそれで無理もないって気はしないでもないなw
一応初期の座席のゴザやらモケットやらベンチのような作りやらの話はしているものの、基本的にはご当人の経験が基本になっていたのでやっぱり偏っていたみたいですしね。
(まあただ、純粋な個人の経験としてはこれだけ地域時代が跨ってるのはすごいよね。)
寝台車が自由席利用になっていた「ヒルネ」が設備を直せるだけの手が足りないからね、だとか、自由席の整理券がそのうちなくなってしまった理由やら、やっぱりちょっとマニアってよりは事情知ってる人寄りな気がするんだけどなんでだろうね。